【青葉区】
大震災に耐えた都心部に商機
東北の中枢都市、仙台の中心的役割を担う青葉区。中でも仙台駅周辺エリアから一番町エリアが商業集積地。郊外型大型店に押されぎみで空洞化が叫ばれているが、震災によるダメージが比較的軽微だったうえ、中心部に買い物を頼る顧客も急増し、震災特需の様相にある。
【宮城野区】
復興のけん引役となる東口の開発
震災で大きなダメージを受けた仙台港背後地。センター地区の店舗も営業を再開し、好調な集客を見せている。一方、仙台駅東口もヨドバシカメラの改装計画やJR東日本の開発計画といった大型プロジェクトが動き出し、仙台市の復興を印象づける機運は高まっている。
【若林区】
復興需要で東西線沿線が動く
震災で人口が約1000人減少した若林区。自らは商圏を形成しておらず、15年度開業の地下鉄東西線を起爆剤にまちづくりを進めたいところ。幸い、東西線には大きな影響はなく、沿線開発は復興需要と相まって、大きく動き出しそうだ。
【太白区】
あすと長町からの回遊性が課題
県の29%にあたる商圏人口67万人、商品販売額2000億円を越す太白商圏。ザ・モール仙台長町を中心とした長町南地区がけん引してきたが、新市立病院やスポーツ施設が具体化するあすと長町では12年に開発規制が緩和されるなど、商業立地地区として俄然注目されてきた。
【泉区】
リテール好調で大型店継続 イトーヨーカドーは契約を延長し、泉中央は現状を維持する見込みだ。震災後各店舗は好調。西友仙台泉店は業態変更で再開か。スーパーマーケットの動きは止まっている。人口増加と震災後の需要増が泉商圏の追い風になっている。 |