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被告人・ウォルマート
−市民、顧客、従業員、納入企業等による反社会的行為との戦い−
被告人ウォルマート−市民、顧客、従業員、納入企業等による 反社会的行為との戦い−
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発売 平成18年6月10日
体裁 A5版/216頁
定価 定価1,886円
著者 アル・ノーマン
翻訳 南部繁樹・中澤容子
翻訳者略歴 なんぶ しげき
昭和27年宮城県生れ。京都工芸繊維大学大学院博士課程修了。タウンセンターマネジメント組織・事業論、都市・地域開発空間論などを専門とし、地域主導の街づくり研究委員会、新しいまちづくり懇談会委員(経済産業省)のほか、多くの役職を務める。
発売元 (株)仙台経済界

◆内容
日本語版発刊に寄せて
あ −親愛なる日本の皆さんへ
謝辞  
審理前の論点:
あ 搾取の鎖−反社会的行為を行うチェーンストア
〈訴因事項〉
  1. 企業力の乱用
    ウォルマート人の侵略
  2. 労働価値の破壊
    A.将来性のない仕事
    B.不法就労者
    C.従業員訴訟
    D.不当利得
    E.搾取工場の労働者
  3. 納入業者を食い物にする
  4. 環境の破壊
  5. 不公平な競争
  6. 疑わしい銀行業務
  7. 不当な世界的取引
  8. 企業助成金制度の悪用
  9. 慈善事業:虚偽広告
  10. 安全への脅威
  11. 空き店舗の放棄
  12. 犯罪への無作為
  13. 店舗周辺地区での違法行為
陪審員に向けた心得:
あ 買物客によるボイコット

訳者あとがき

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◆ 被告人・ウォルマート
−市民、顧客、従業員、納入企業等による 反社会的行為との戦い−
<訳者あとがきから>

 本書は、ウォルマートの企業規模がさらに拡大するのに伴い、住民、顧客、従業員、納入企業などに対する各種の社会的問題が顕著化し、それらの問題が近年、法廷の場に持ち込まれている現状を踏まえ、著者アル・ノーマンが語る「ウォルマートに対する訴訟の実態を詳述したもの」である。
 著者は、それらの問題が一日も早く解決することを望みつつ、法廷論争となっている訴因事項を13項目に分類し、それぞれの訴因毎に現実の裁判事例を紹介している。
 著者は本書の始めと終わりに、現実に起きている問題を解決するのは「購買者である私たち一人ひとりの意思と行動」であることを強調している。私たちは、経済の成長と地域の発展を同一視しがちである。しかし、一時的な可処分所得や税収の増加のみが重要なのではない。新しいものを導入することは将来に対する責任も同時に皆が背負うのである。また、衣・食・住・労働・交通などの物理的欲求と併せて、美・文化・健康・安全などの心理的欲求も十分に満たされなければならない。
これこそが生活の質(Quality of Life)を確保することであり、今日世界中が目指すサスティナブル・デベロップメント(Sustainable Development)を実現するまちづくり・地域づくりといえよう。
 著者曰く、判断は私たち一人ひとり。であるならば、私たちは正しい情報、正しい現実を知り、正しい判断を後世の人々のために勇気を持って行わなければ成らない責務がある。本書は、正しく現実を知ることの重要性と、併せて、問題解決に向けて行動することを強く願っているものと理解したい。
 我が国では、時正しく、まちづくり三法の改正が行われることとなっている。政府は中心市街地空洞化の原因を大型店の郊外出店を含めた総合的な都市問題であるとした。私たちには安易な判断は許されないことを本書の内容から学びたい。
南部繁樹
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−市民、顧客、従業員、納入企業等による 反社会的行為との戦い−
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